被災に負けない!風評被害にも屈しない!毎年広がる「復興の輪」
この「復興支援・地域活性プロジェクト」を
始めたのには理由があります。
東日本大震災。
あれから約5年我々埼玉県民は
震災の被害、復興支援が少しづつ
忘れつつ薄れゆく気がしてなりませんでした。
そんな中すべては、
岡本氏からの体験談を聞いたのが
きっかけでした 。
彼が仕事で付き合いのある
牡蠣養殖業者さんの話を聞いた時は衝撃的でした。
業者さんの話はこんな話でした。
命の次に大切な船や道具、設備も
東日本大震災の津波で流され、
宮城県の養殖カキも被災しました。
その光景は
見るも無残な壊滅状態でした。
悔しさに唇を噛み締めながら
廃業を決めた漁師仲間も
何十人もいました。
ですが、
負けてはいられない!
復興しなければ!復興したいという強い気持ちで。
まる2年間もの歳月をかけ、やっとの思いで
出荷出来る状態までカキを育て上げることができました。
ところが、
次に待っていたのが放射能の問題でした。
「牡蠣は汚染されているのではないか?」
という風評被害だったのです。
(もちろん放射能汚染はなく安全です)
風評被害に遭い、買い取り先が
全くなく深刻な状態に陥ってしまっていたのです。
久しぶりに岡本が
会った業者さんはまるで別人でした。
頬骨の浮き出たやつれた顔、
以前のような明るさはなく、大きかった背中も
一回りも、二回りも小さく感じてしまうほどの
落胆ぶりを目の当たりにしました。
岡本は、
なんとか力になりたい!という想いから、
「買い手がつかないのなら自分たちで売ろう」
と提案し東北復興支援として
2012年に岡本の出身地である岡山で
「牡蠣小屋」をオープンさせました。
しかし、
岡山だけの一店舗だけでは、
復興支援としては微々たる規模で、
復興支援には程遠いものでした。
そのため復興の輪を
全国に広げていきたいと考えている。
という思いを聞いた時に、
「もし、自分一人でも力になれるのなら」と頼み、
今年からこの、
「復興支援・地域活性プロジェクト 牡蠣小屋実行委員会」
に参加を決意しました。
毎年少しずつですが、
賛同してくれる方たちを増やすことができました。
今年は、
全国で14の会場でこの復興支援「牡蠣小屋」を
開催することに成功しました。
今年はイオンモール川口様のご協力により
復興支援させてもらえるようになりました。
この活動が復興支援はもちろんのこと、
少しでもこの地域に雇用が生まれるキッカケ、
活性化によって笑顔が増えることを願っています。
現場名 | イオンモール川口 |
開催期間 | 2016年10月28日~2017年1月29日 |
営業時間 | 12時00分~21時00分 |
住所 | 〒333-0834 埼玉県川口市安行領根岸3180 イオンモール川口 特設会場 |
連絡先 | TEL.080‐7807‐9058 mail.kkgyk2016@gmail.com |
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